Googleが新学期の割引キャンペーンを展開している。「Google Checkout」を使って提携サイトで買い物をした人に5〜10ドルの割引を適用するという。割引を適用されるには一定額以上の買い物が必要。しかし、従来のキャンペーンと違って、ディスカウントは1回ごとの買い物や小売店1軒ごとでの買い物に限定されないため、ユーザーは複数の買い物をまとめてディスカウントしてもらうことができる。
何カ月か前のローンチ以降、Microsoftの「Live Search」が提供しているキャッシュバックプログラムも興味深い。同プログラムでは割引率が店舗によってさまざまであるため、ユーザーはMicrosoftが提供するキャッシュバックサイトを熱心にチェックしている。またお得なお買い物情報を追うFatwalletとSlickdealsには、Microsoftのシステムを使ってさまざまな小売店で買い物をしたときの体験談が、成功も失敗も含めてたくさん投稿されている。
驚くのは、注目を浴びたい一心でけっこうな数の店舗が両方の決済システムを利用可能にしていることである。Drugstore.comの場合、Google Checkoutで買い物をしても5ドルしか割引を受けられないが、Microsoftで買い物をすると、総額から20%の割引を受けられる(Microsoftのシステムでは、同社との契約に応じて、割引率が短期間で変動する可能性がある)。両社が顧客集めに躍起になるなか、どちらを利用するにしても、勝利は研究熱心な消費者の手にある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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