Googleは、広告を検索結果の隣に表示するかどうかを左右する重要な指標となる、広告の品質評価システムを更新し、広告の質を瞬時に評価することを計画している。
Googleでは、オークションシステムを使って、どの広告主の広告を検索結果の隣に表示するかを決定しているが、オークションの勝者は、広告主が支払おうとする金額によってのみ決まるわけではない。またGoogleは事実上、クリックスルー率や、新たな基準として加わった、広告主のウェブページの読み込み速度など、品質基準を満たさない広告の最低入札額を引き上げているが、このオークションシステムはまもなく変更される見通しだ。
Googleは米国時間8月21日、同社のAdWordsブログで、変更後、広告の質はユーザーの検索時に評価されることになると述べた。Googleは、全ユーザーへの変更の適用に先立ち、一部のユーザーでの変更のテストを「一両日中」に開始する。
「現在のキーワードごとに固定されている品質スコアに代わって、検索クエリに合致するたびに広告の質を評価するシステムを導入する。これにより、AdWordsでは、広告を表示すべきかどうかを判断する際に、最も正確で具体的な最新のパフォーマンス情報を利用できるようになる」とGoogleは述べている。Googleはこれまで、固定的な品質評価により、特定のキーワードで広告主の広告を表示するかどうかを判断していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手