Googleは、DoubleClickを31億ドルで買収した際に手に入れた、検索マーケティングを主な業務とするPerformicsをPublicis Groupeに売却する。
Performicsは、検索結果として表示されるウェブサイトのページランクの向上を支援するといったサービスに特化しており、Googleは同部門を売却する意向を表明していた。Googleは4月に同社のブログへの投稿で、「われわれが検索エンジン向けのマーケティングビジネスにかかわるべきではないということは明らかである。検索と広告の両面で客観性を維持することはGoogleの使命として最も重要であり、ユーザーからの信頼を獲得していくうえで中核となるものである。このため、われわれはPerformicsの検索マーケティングビジネスを他社に売却することにした。この売却によって、われわれは客観性を維持することができ、検索マーケティングビジネスは成長と革新を続けることでそのユーザにサービスを提供し続けることができる」と述べていた。
なお、この売却に関する条件は公表されていない。DoubleClickはPerformicsを2004年に5800万ドルで買収している。
4万4000人の社員を抱えるフランスの企業Publicis Groupeは、200人のPerformics社員が同社のVivaKi Nerve Centerの一部になると述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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