シマンテックは7月28日、「仮想化ソリューションラボ」を新たに開設すると発表した。顧客およびパートナー企業を対象としたもので、継続的な仮想化戦略の強化の一環として、東京都港区のジャパンエンジニアリングセンター内に開設される。
仮想化ソリューションラボでは、シマンテック製品の仮想化関連機能をいち早く検証し、その結果をもとに最適なシステム構成やソリューションを顧客およびパートナー企業にデモンストレーションする。また、ハンズオン型のセミナーも提供する。
サービス提供の第1弾として、VMwareに対応したシマンテックのデータセンター向け製品を複数組み合わせた仮想化ソリューションを紹介する。具体的には、「Veritas NetBackup」を利用したVMware環境でのバックアップソリューション、「Veritas Cluster Server」を利用したフェイルオーバーソリューション、「Symantec Backup Exec System Recovery」を利用した、P2Vのシステムイメージのバックアップおよびリストアソリューション、「Altiris」を利用した仮想サーバーの展開ソリューションなどだ。
シマンテックは今後、ヴイエムウェアが提供する「VMware Infrastructure 3」に加え、シトリックス・システムズおよびマイクロソフトとの協力関係のもと、「Citrix XenServer」および「Windows Server 2008 Hyper-V」による仮想環境に対応するソリューションの検証を実施し、同施設において紹介する仮想化ソリューションの種類を随時拡大していく。
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