三洋電機は7月30日、ビデオカメラ「Xacti」シリーズに、ハイビジョン録画モデル「Xacti DMX-HD800」(DMX-HD800)をラインアップする。発売は8月22日より。価格はオープンだが、店頭想定売価は5万円前後の見込みだ。
DMX-HD800は、1280×720ドットの撮影が行えるハイビジョンビデオカメラ。1/2.5型のCMOSセンサを内蔵し、約800万画素の静止画撮影、682万画素(ハイビジョン画質)、797万画素(スタンダード画質)の動画が撮影できる。
Xactiシリーズの中では、フルハイビジョンモデル「DMX-HD1010」の下に位置し、720pハイビジョン撮影ならではの高画質と取り回しのしやすさが特徴。ムービーファイルフォーマットにMPEG-4 AVCを採用しているほか、映像、音声データを1つのファイルで構成できるため、ウェブ上へのアップロードなどが簡単に行える。
また、アドビ システムズの動画編集ソフト「Premiere Elements 4.0」を標準装備し、YouTubeへの動画アップロード環境も整えた。
撮像素子を従来の700万画素CCDから800万画素CMOSへと変更し、映像の情報量を従来機の1.7倍へとアップ。800/200万画素連写機能を備えるなど、高速処理化も実現している。
エンジン部にはXactiモデル共通の「プラチナΣ(シグマ)エンジン」に3次元デジタルノイズリダクションを搭載した新開発タイプを採用。ランダムノイズを低減するほか、斜め線の高周波成分を増大させることで、鮮鋭感のある映像を再現できるという。
動画、静止画撮影時にいまや必須機能とも言える「顔検出」機能は、最大12人までの検出が可能なほか、従来機種に比べ5倍の顔画像をもとに作成したデータベースを使用し、検出精度の向上も図られた。そのため、斜めからのアングルでも顔検出が行えるほか、追尾機能にも対応している。
記録メディアにはSD/SDHCメモリーカードを使用。光学5倍ズームを内蔵する。本体は高さ109mm×幅73.7mm×奥行き35mmで重量は220g。カラーバリエーションはゴールド、ピンク、ブラックの3色となる。
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