ヤフーは7月25日、2009年3月期第1四半期(2008年4月〜6月)の連結決算を発表した。売上高は655億円(前年同期比15.6%増)、営業利益は328億円(同10.9%増)、経常利益は324億円(同13.6%増)、純利益は191億円(同18.2%増)だった。なお、ヤフーはこの四半期から、売上原価および販管費の一部の科目を差し引いた売上高の純額表示(ネット表示)に切り替えている。
いずれも4月25日時点の見通しであった売上高653億円〜683億円、営業利益315億円〜338億円、経常利益310億5000万円〜333億5000万円、純利益180億円〜194億円の範囲内であった。ただ、予想以上の景気停滞感から、ディスプレイ広告、検索連動型広告、求人情報掲載を中心に売上高が伸び悩んだという。
2008年第2四半期の見通しは対前四半期比ほぼ横ばいで、売上高653億円〜686億円、営業利益319億円〜338億円、経常利益315億5000万円〜334億5000万円、純利益184億円〜195億5000万円を見込む。当面厳しい事業環境が続くと予想しており、苦戦するとみられるディスプレイ広告や求人関連事業を、検索連動型広告やプレミアム会員の伸びでカバーする考えだ。
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