ワシントン州レドモンド発--MicrosoftでWindowsビジネスおよびオンラインサービスビジネスの製品開発を指揮するKevin Johnson氏が同社を去り、Juniper Networksの最高経営責任者(CEO)に就任する。米国時間7月23日、Microsoftが認めた。
Microsoftでの後任は発表されていない。Microsoftのプラットフォーム&サービス部門担当のプレジデントを努めてきたJohnson氏はCEOのSteve Ballmer氏に直属していた。
Johnson氏の人事に伴い、MicrosoftはWindows and Online Services部門を2つのユニットに分割し、数年前の状態に戻す予定だ。
Microsoftによると、Online Servicesの責任者を社内外を問わずに探しているという。また、Windows開発については、エンジニアリングを担当するBill Veghte氏と、ビジネスオペレーションを担当するSteve Sinofsky氏がBallmerに直属すること以外、明らかにされていない。またMicrosoftによれば、Johnson氏のほかの業務を担当してきた部下たちも、Ballmerの指示を仰ぐことになるという。
Johnson氏の退職を発表する声明で、Ballmer氏はJohnson氏のMicrosoftへの貢献を称えた。
「Kevinは非常に優れた組織を作り、WindowsとOnline Service事業の将来の成功につながる基礎を作った。新しい組織体系により、競争の激しい2分野に集中し、これまでより機敏に動くことができる」とBallmer氏は述べ、「Kevinと一緒に働くことができて光栄だった。今後の活躍を祈念する」と続けている。
Juniper Networksにコメントを求めたが、即座の回答は得られなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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