ここのところ自社検索エンジンの仕組みに関する情報を公開しているGoogleが、米国時間7月16日のブログで新しい情報を披露している--Googleのランキングに関する詳細情報だ。
このブログは、GoogleフェローであるAmit Singhal氏によるもの。同氏は9日にも、検索エンジンが生成した結果のランク付けに同社が使用するプロセスの一部の詳細を明らかにした。このたびの投稿は、Googleの動向に注目しているGoogleウォッチャーや、Googleで検索製品および利便性向上担当副社長を務めるMarissa Mayer氏などの最近のスピーチを聞いたことがある人にはおなじみのものだろう。だが、それでも一読の価値はある。多くの人が計り知れない魔法としか思っていないプロセスにスポットを当てているのだ。
簡単に言えば、Singhal氏はここで、検索の問題をさまざまな部分から表現している。Googleは、インデックスするページ、検索ページにユーザーがタイプするクエリ、検索ユーザーの属性(どの地域から検索しているのか、など)を「理解する」必要があるという。
Singhal氏はいく分、Googleの検索結果の品質に満足している風でもある。だがSinghal氏は、Googleの検索品質に責任を持つ最高エンジニアのUdi Manber氏と同様、「検索は成熟には程遠い」という点も強調している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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