Sun Microsystemsは米国時間7月15日、2008会計年度第4四半期(2008年4〜6月期)の決算速報を発表した。速報では金融アナリストの予測を上回る好業績となり、同日の時間外取引でSunの株価は11%以上上昇した。
15日の取引で8.80ドルの終値を付けていたSunの株価は、この日の時間外取引で9.83ドルにまで高騰した。
Sunの最高経営責任者(CEO)Jonathan Schwartz氏は、声明で次のように述べている。「このような厳しい経済状況の時代において、世界中の顧客がコスト節減の源としてオープンなソフトウェアおよびハードウェアに注目する傾向が今後も続くだろう」
速報では、Sunの第4四半期決算は、売上高が37億ドルから38億ドルの範囲になる見込みだという。前年同期の売上高は38億4000万ドル弱だった。
一方、Thomson Financialによると、金融アナリストはSunの売上高を38億ドルと予測していたという。38億ドルと言うと、Sunが発表した速報値の範囲の上限だ。
利益については、1株当たりの純利益は5〜15セントになる見通しで、特別損失を除くと、1株当たりの純利益は25〜35セントになると、Sunは述べている。
同じくThomson Financialによれば、アナリストらはSunの純利益が1株当たり27セントになると予測していたという。
Sunは、8月1日に正式な第4四半期決算を発表する予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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