このほかにハイビジョン放送の解像度を維持したまま長時間録画が可能なMPEG-4 AVCでの録画や録画番組を深掘りする検索機能などを備えている。
BDZ-A70が備える「おでかけ転送」を使うと、効率よく録画番組を消化できる。もしPSPとウォークマンの両方を持っているなら、新幹線や飛行機での長旅にはPSPで映画を楽しみ、日常の通勤ではウォークマンでバラエティやお笑い番組を楽しむのに適している。
筆者はPSPでおでかけ転送を使っているが、使い慣れると手放せない。例えば移動中の時間を使って、映画を文庫本の小説のように楽しんでいる。最近はお笑い芸人の入れ替わりが激しく、いち早く新芸人の情報を入手することで、話題の中心になれることは多いだろう。そんなとき、おでかけ機能を使えば、ネタ見せ番組から、旬を迎える前の芸人を友人といっしょに楽しめる。仕事に関係するニュースならビジネスにも活用できそうだ。
本機はPSP、対応するウォークマン以外に、一部の動画対応ウォークマンや携帯電話への転送も可能だ。ただしこれらの機種はデジタル放送に対応していないので、アナログ放送の番組のみ対応となる。
この手の機能を搭載しているレコーダーを発売するのは、いまのことろソニーのみ。7月にダビング10がスタートすれば、対応機器9台に番組をダビングできるので、家族で共通の番組を持ち出して楽しむことも可能だ。一度使えば手放せなくなる機能なので、テレビ好きの方にはぜひ注目していただきたい。
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