[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」 - (page 4)

ソニー
内容:加速度的に製品の認知度を普及させているBlu-rayレコーダー。その高画質、長時間録画という製品特性に「おでかけ」機能を備えたのがソニーの「BDZ-A70」だ。PSPやウォークマンと組み合わせて使用することで、録画番組を持ち歩いて視聴できる“おでかけBlu-ray”だ。

使い慣れると手放せない

 このほかにハイビジョン放送の解像度を維持したまま長時間録画が可能なMPEG-4 AVCでの録画や録画番組を深掘りする検索機能などを備えている。

 BDZ-A70が備える「おでかけ転送」を使うと、効率よく録画番組を消化できる。もしPSPとウォークマンの両方を持っているなら、新幹線や飛行機での長旅にはPSPで映画を楽しみ、日常の通勤ではウォークマンでバラエティやお笑い番組を楽しむのに適している。

 筆者はPSPでおでかけ転送を使っているが、使い慣れると手放せない。例えば移動中の時間を使って、映画を文庫本の小説のように楽しんでいる。最近はお笑い芸人の入れ替わりが激しく、いち早く新芸人の情報を入手することで、話題の中心になれることは多いだろう。そんなとき、おでかけ機能を使えば、ネタ見せ番組から、旬を迎える前の芸人を友人といっしょに楽しめる。仕事に関係するニュースならビジネスにも活用できそうだ。

 本機はPSP、対応するウォークマン以外に、一部の動画対応ウォークマンや携帯電話への転送も可能だ。ただしこれらの機種はデジタル放送に対応していないので、アナログ放送の番組のみ対応となる。

 この手の機能を搭載しているレコーダーを発売するのは、いまのことろソニーのみ。7月にダビング10がスタートすれば、対応機器9台に番組をダビングできるので、家族で共通の番組を持ち出して楽しむことも可能だ。一度使えば手放せなくなる機能なので、テレビ好きの方にはぜひ注目していただきたい。

  • 「気になるキーワード」は、番組情報から抽出したキーワードが並ぶが、ちょっとピント外れのような結果になることも。「気になる人名」に比べて使用頻度は低いと感じた

  • テレビ好きには重宝する「気になる人名」機能だが、番組によっては出演者情報が入力されていないことがある。これはある人気お笑い番組の結果なのだが…デジタル放送のバックデータは、番組によってまちまちなのが残念だ

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