たとえば、ブライダル関連のクチコミサイト「ウエディングパーク」や最近、注目を集めているファッションきせかえサイト「プーペガール」など。ほかにも、小さいものでは「Girl's Diary」やガールズゲートがミスキャンパスパークと組んだ「ミスキャンブログ一覧」などのコンテンツも展開している。
話がそれたが、AmebaGGのコンテンツを見てみた。サイトは大きく分けて3つの「Candy(若者向け?)」「Mariana(OL向け?)」「Floom(奥様向け?)」という年齢別に分かれているようだ。またブログの仕様はアメブロと同じだが、女性向けのスキンを選べる。
そのようなコンテンツも興味深いが、何より目を引いたのは「アメばた会議」への導線だった。このアメばた会議とは、同社が運営する掲示板サイトでAmebaGGとは異なるコンテンツ。
導線の先は「ガールズトーク」というスレッドで、女性専用のコミュニケーションが行われていた。その中では「彼のあそこをけっちゃた!」、「社長と付き合っている方いますか?」という比較的、脱力系のスレッドなどがあり、なかなか趣深い。
趣向としては、読売新聞が運営する女性向けの掲示板「発言小町」の若い版といような印象を受けた。
これらの女性向けソーシャルメディア群を見た際、今後このようなサービスは米国の「POPSUGAR」のような展開をたどるのかもしれないとも考えた。POPSUGERはもともとセレブゴシップなどを紹介するブログサイトだったのだ。しかし現在では、女性向けのソーシャルメディア(SNSやブログ)を数多く保有する女性向けサービスコングロマリットのようになっている。
SUGARブランドで数多くのサービスが展開され、たとえば女性ギークのためのブログ「geeksugar」や動物ブログ「PetSugar」などがある。なかなかおもしろいコンテンツが多く、私自身もFeedを登録して読んでいる。
インターネット上では従来、女性のユーザーは少ないと言われていたが昨今では、そうとも限らない。ますます女性向けのコンテンツは増えてくるのではないだろうか。
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