さて、もともと僕はブラックの16Gバイトモデルを手に入れたかったのだが、品切れであることと、ジャーナリストの先輩が先に入手したホワイトモデルの質感の素晴らしさにとりつかれ、満足してホワイトを選んだ。
背面がプラスティックになったiPhone 3Gでホワイトがラインアップされたため、実物を見るまではどうも安っぽいのではないか、という先入観を持っていた。しかし実物はプラスティックの光沢がある白というよりは、陶器のようなしっとりとしたツヤの表情を見せる。
背面の凹凸はカメラだけで、Appleのロゴもその他の刻印してある文字も、全てツヤのコーティングの下、つまりロゴや文字の部分がざらざらしないのだ。正面から見れば初代iPhoneやブラックモデルのiPhone 3Gと全く同じだが、裏面の高い質感は16Gバイトモデルだけに用意された理由に納得がいく美しい仕上がりである。
陶器のような白にリンゴマークや各種ボタンは銀色のはっきり表情を見せる。特に音量を設定するシーソーボタンは、真ん中に緩やかなくぼみがあるパーツを使っており、さわり心地がよい。
iPod touchとの違いは、表面のディスプレイを取り囲むパーツが銀色のパーツになっている点と、プラスティックでカバーされた緩やかな弧を描く背面の厚みである。iPod touchは厚さ8mmに対して、iPhone 3Gは12.3mm。1.5倍の厚みがあるiPhone 3Gながら、縁に向けて厚みが落としてあるため、62.1mmという幅広な端末の割にグリップは悪くない。
しかしながらホールドから解除する際や文字入力などの際はやはり片手では落としてしまいそうな不安があり、両手での操作で当面は慣れていくしかなさそうだ。
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