エレコム(葉田順治社長)は、2台のPCで1組の周辺機器を共有できる「パソコン切替器」の新型4シリーズ7モデルを、7月下旬に発売すると発表した。
PS/2またはUSB接続のマウス・キーボードなど、1組の周辺機器を2台のPCで共有できるKVM切替器で、「KVM-KXシリーズ」「KVM-KUS シリーズ」「KVM-KHシリーズ」「KVM-BP2シリーズ」の4シリーズをラインアップする。全モデル、ドライバをインストールせずに使用でき、キーボードのホットキーやスイッチによってPCを切り替えられる。D-Sub15ピンを搭載するディスプレイに接続が可能で、「KVM-KXシリーズ」「KVM-KUSシリーズ」「KVM-KHシリーズ」の上位1モデルと「KVM-BP2シリーズ」は、スピーカー出力端子も搭載する。
「KVM-KX」シリーズは、USB端子とPS/2キーボード端子を周辺機器側のインターフェイスに1基ずつ、PC側に2基ずつ備える。PCの切り替えにはキーボードのホットキーを利用し、一定の間隔で自動的に切り替わるオートスキャン・モードも搭載する。本体はケーブルとの一体型で、2モデルをラインアップした。どちらもサイズは幅80.5×奥行き79×高さ28.5mm、重さが336gで、価格は上位の「KVM-KX」が6300円、下位の「KVM-KXN」が5040円。
「KVM-KUS」シリーズはUSB端子を周辺機器側に2基、PC側に4基搭載。 WindowsとMac両方のOSに対応し、切り替えは手元のスイッチで操作する。「KVM-KUS」「KVM-KUSN」の2モデルを用意し、どちらも一体型でサイズ、重さは「KVM-KX」シリーズと同様。価格は上位モデルの「KVM-KUS」が6930円、「KVM-KUSN」が5670円。
「KVM-KH」シリーズは、周辺機器側にPS/2マウス端子とPS/2キーボード端子を1基ずつ、PC側にUSB端子1基とPS/2マウス端子とPS /2キーボード端子を1基ずつ備える。ホットキー、または本体側面のスイッチで切り替えを行い、オートスキャン・モードも搭載する。ケーブルが着脱できるタイプで、2モデルをラインアップした。サイズはともに幅110×奥行き71×高さ22mmで、重さは101g。価格は上位の「KVM-KH」が6300 円、「KVM-KHN」が5040円。
「KVM-BP2」はケーブル着脱タイプの1モデルのみで、PS/2マウスとPS /2キーボードを周辺機器側に1基ずつ、PC側に2基ずつ搭載する。キーボードのホットキーまたは本体のスイッチでPCの切り替えを行い、オートスキャンモードを備える。サイズ、重さともに「KVM-KH」シリーズと同様で、価格は7245円。
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