インターネットの統計分析を手がける企業のHitwiseは、Googleの検索によって生じるトラフィックを綿密に調査した結果から、1月の時点でGoogleが仮想世界を立ち上げる可能性に言及していた。そして驚いたことに、Googleは米国時間7月8日、仮想世界「Lively」の立ち上げを発表した。では、次に来るものは何だろうか。
それは「Google Autos」か「Google Music」だろうと、Hitwiseは9日、大胆に予測してみせた。「Googleは、ユーザーの関心事をもとに自社のサービス群に欠けているものを導きだし、このギャップを埋めようとしているのではないか、とわれわれは考えた。そこで、Googleからのトラフィックが非常に多く、かつGoogleが自前のサービスを持っていないカテゴリを調べてみた」と、HitwiseのHeather Hopkins氏はブログに書いている。
Hitwiseの2008年6月の調査によると、インターネットサイトのカテゴリのうち、Googleから送信されるトラフィックの多いトップ20で、該当するプロジェクトをGoogleが自前で展開していないカテゴリは3つしかないことが判明した。
「このデータから予測できるのは、Google AutosかGoogle Musicだ。(もう1つの自前プロジェクトがないカテゴリーである)『Google Government』が立ち上げられることは、当面はないような気がする」とHopkins氏は記している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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