CP1は、無線LAN経由でインターネットへのアクセスが可能であり、RSSリーダーやウェブブラウザも搭載している。ホーム画面からインフォブラウズアイコンを選ぶことで、RSS情報などの表示を行うことができる。ただし、特別なプラグインなどが必要なサイトや動画などを含むサイトは正しく表示できないので、あくまでウェブブラウズ機能は簡易的なものだと思ったほうがよいだろう。
インターネット上の写真共有サイトとの連携が可能なこともCP1ならではの機能だ。対応している写真共有サイトは、「Picasaウェブアルバム by Google」と「フォト蔵」の2つで、すでにアップロードされている写真を表示させるだけでなく、CP1から、写真共有サイトにアップロードすることも可能だ。
CP1は、Online Canvasという愛称通り、単にローカルにある写真を表示するだけでなく、インターネットの写真共有サイト上の写真や離れた場所にあるホームサーバ上の写真なども、手元で気軽に楽しめることが魅力だ。例えば、遠く離れた場所に住んでいる親に、孫の写真を見せたい場合など、自宅のホームサーバあるいは写真共有サイトの写真が表示されるように設定を行ったCP1をプレゼントするといった使い方も考えられる。
操作によってはレスポンスが遅いことがあるが、いったんフレームの作成や設定などを行えば、普段は操作をする必要がないので、実用上はそれほど問題はない。
一般的なデジタルフォトフレームに比べて価格は多少高いが、デジタル写真の新たな楽しみ方を実現した意欲的な製品だといえる。
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