IPA、ネット上に仮想環境を構築しOSSの実証評価ができる「OSSオープン・ラボ」を開始

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は6月30日、オープンソースソフトウェアの実証評価環境「OSSオープン・ラボ」の運用を開始した。

 OSSオープン・ラボは、OSSの開発や試用のための環境をインターネットを介して提供するもの。IPAのサーバに用意される仮想環境の画面イメージを、ウェブブラウザで動作するJavaプラグイン上に転送し、操作できる仕組みになっている。

 利用者は利用者登録を行った上で、事前に利用期間や利用OSの予約申請を行う。IPAサーバ上の仮想環境で、希望のOSとオープン・ラボのソフトウェアライブラリに用意されたアプリケーション、ツールを組み合わせて実験環境を構築することができるほか、OSSオープン・ラボへ利用者が自身で開発したソフトウェアなどをアップロードし、試験、評価、デバッグなどを行うことができる。また、開発や評価だけでなく、研修などのOSS体験を目的とした利用も可能という。

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