Oracleは米国時間6月23日、Skywire Softwareを買収し、企業向け保険アプリケーション事業を拡大する計画を発表した。
Skywireは、保険代理店や保険ブローカーによる保険契約の作成やレーティング、監視など保険契約管理向けソフトウェアを開発している。Skywireのアプリケーションは、OracleのInsurance Global Business Unitに統合される予定。Oracleはまた、AdminServerの買収も進めている。
今回の発表は、ターゲット市場における企業向けソフトウェアアプリケーションの範囲を拡大するOracleの最新の取り組みである。同社はこれまでに、トランザクション処理のTangosolやリテールのRetek、ロジスティックスと輸送管理のG-Logを買収している。
およそ1000以上の保険業者がすでにOracleのソフトウェアを使用している。そして、Skywireの買収によって、さらに1450の保険顧客が加わることになる。
Oracleの社長であるCharles Phillips氏は発表した声明で、「保険は、Oracleにとって戦略的な業界だ。統合パッケージアプリケーションを中心に成長している」と述べている。
この買収は、2008年下期に完了する見込みである。金銭面の条件は明らかにされていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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