PFUは6月10日、キオスク端末の新商品を発表した。FeliCaやQRコード、磁気カードなど複数のデータ入出力に対応し、イメージスキャナ機能もオプションとして用意する。
中日社「2008年版 セルフサービス情報端末(KIOSK)市場」によると、2007年度におけるPFUの国内シェアは24.0%で第1位。同社は1995年から情報キオスク端末の発売を開始し、累計5万台を販売しているという。病院での再来受付端末、店舗でのポイント発券端末、チケット発券端末、コンビニ端末、公共施設での予約端末、ホテルでのフロント端末などとして使われているとのことだ。
今回発表したのは、最大5つのデータ入出力機能に対応した「EVモデル」と廉価版の「STモデル」。STモデルの場合、従来製品と機能は同等ながら価格は8割程度に抑えたとのことだ。また、情報KIOSK端末向けのサービスを簡単に開発できるミドルウェア「KIOSK SERVICE PLATFORM 3.0」、店舗での運用負荷を軽減する「リモート監視サービス」も提供する。
提供開始時期は9月を予定しており、価格はオープン。今後、3年間でラインナップ合計6万台の販売を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」