YouTubeは米国時間6月4日、アップロードした動画にテキスト吹き出しやリンク、注釈を追加することのできるツール「Video Annotations」を公開した。この機能は、同社のTestTubeサービスの一環として利用可能になっている。TestTubeでは、同社のテスト段階にあるが、まだYouTube全体には導入する準備のできていない複数のテクノロジを公開している。
そのほかのウェブ動画注釈サービスとは異なり、このツールでは制作者のみが動画に吹き出しなどを追加することができる。プレーヤーの右側に表示されている新しい矢印ボタンをクリックするだけで、注釈の表示、非表示を切り替えることが可能になっている。
注釈を実際に追加するために、動画を右に、注釈のリストを左に並べた2面表示のエディタが用意されている。注釈の表示時間は、動画を実際に再生、停止しながら適切な時点を決めなければならない。
また、正確な表示開始時間と終了時間を秒単位で入力できるスロットも用意されている。理想的には、動画を編集しているときのような、単純に開始地点と終了地点をドラッグするだけで設定可能なより優れたタイムラインコントロールを導入してもらいたい。注釈を適用するには、publishボタンをクリックするだけで、即座に変更は反映される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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