Microsoftは米国時間6月2日、同社が提供する4つの企業資源計画(ERP)製品の1つ「Dynamics AX 2009」の提供開始を発表した。
法令遵守問題を管理するためのツールが追加されたほか、30種に及ぶ業務機能ごとに必要な情報だけをカスタマイズできる「ロールセンター」が搭載された。外観には、同社の最新版Officeのルック&フィールが反映されている。
発表の中で、Microsoft Dynamics ERP担当ゼネラルマネージャーMogens Elsberg氏は、次のように述べた。「Microsoft Dynamics AX 2009は、ERPにおける利用者の生産性が新たな段階に入ったことを告げるものだ。従来のERPシステムでは、業務データを入力し報告書を作成しそれを分析するという、効率が悪く時間のかかる作業を苦労して処理する必要があった」
Dynamics AX 2009は、アイスランド、アイルランド、イタリア、英国、オーストリア、オランダ、カナダ、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、タイ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、米国、マレーシア、南アフリカ、メキシコで発売される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」