ファブレスのチップメーカーである台湾VIA Technologiesは現地時間5月27日、「VIA OpenBook Mini-Note Reference Design」を発表した。同社の中心事業であるモバイル機器向けチップ開発を一部オープンソース化しようという取り組みの一環だ。
このリファレンスデザインは「VIA Ultra Mobility Platform」に基づく超小型ノートPCを開発しようとするPCメーカーの支援を目的としている。VIAは2007年、小型コンピュータ市場の競合他社にコストの低減で対抗するためのプロトタイプとして、「VIA NanoBook UMD Reference Design」を送り出している。
「VIAは、OpenBookの外部パネルのCADファイルをダウンロード公開して、デザインのカスタマイズを簡素化する。VIAのサイトからオープンソースのファイルをダウンロードして、OpenBookのルック&フィールを好みに合わせることが可能だ」と、VIAは述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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