出光興産(出光)とソニーは5月19日、NTSC標準を超える深い青色色度をもつ有機EL素子で、世界最高レベルの発光効率を達成したと発表した。
25%が限界といわれていた、蛍光型発光材料の素子の内部発光効率を28.5%まで高めることに成功したという。出光の材料技術とソニーのデバイス技術を融合して開発したもの。
現在有機ELディスプレイでは、RGBの3原色中青色素子の消費電力が最も大きい。この駆動電流を低減することで、有機ELディスプレイの低消費電力を効率よく抑えることができる。そのため、新素子が中大型パネルの実用化に貢献するものと期待されている。
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