昨年デビューしたころのSAシリーズといえば、キーボードの質はお世辞にも良質なものとはいえなかった。
しかし、このSA5KX08ALでは、キーボードの打鍵感覚は大幅に向上している。従来モデルのキーボードはキーが反応するストロークも一定とはいえず、ひとつひとつのキーを意識して打たないといけない状態だったが、今回のモデルは自然な感じの打鍵感覚で、どのキーを打っても自然かつ確実に反応してくれる。
打鍵感覚が良くなると、次にチェックしたポイントはキー配列だ。モバイルノートPCでは、“-”キーなどの横幅が狭まることが多いが、このSAシリーズでは他のキーと同じだ。しかし、本来それよりも右側に位置するキーの配置がふつうとは異なっている。
:\^[]のキーが下のほうに配置されるため、それらを多用する場合は注意が必要だ。また、:\^[]のキーを使わなくても、それらがないぶんEnterキーが内側に位置するため、ブラインドタッチの使い心地は普通とは違う感覚になる。
また、人によっては多用する全角/半角のキーはFnと同時押しする必要がある。
これらに慣れてしまえば、特に問題のないキーボードとなる。F1〜F8のファンクションキーは独立しているため、カナ文字の変換などで多用しているユーザーにもありがたい。
気になる点といえば、ポインティングデバイスが、左手の親指でカーソルを動かし、右手の指でクリックをすること。右ききの人の中には、左手でのポインティングデバイスの操作は苦手の人もいるはずで、慣れが必要だ。
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