アイビィ・コミュニケーションズは4月24日、パソコンと携帯電話に対応したグループコミュニケーションサイト「ピージャム(pjam.jp)」を開始した。利用料は無料。
グループで連絡事項がやりとりできる「グループ掲示板」、飲み会の参加確認やお店の通知などが行える「イベント」などの機能を持つ。
ピージャムは、会社やサークル、家族などおよそ30人以内でのグループ利用を想定。メールのやりとりは携帯電話が主だという人や出張などであまりPCにアクセスできない、といったときにも手軽にコミュニケーションできるのが特徴だ。
グループの作成やメンバーの追加は、メールの送信で行える。TOにピージャムの固有アドレス、CCに登録したいアドレスを追加し、送信すれば完了だ。CCの内容を読み取って、pjam.jpが自動的にグループ掲示板を作成してくれる。普段使っている携帯電話やPCメールのアドレス帳からメール送信できるため、手軽に使えるしくみだ。
メンバーは、メールでコメントを投稿する。投稿があると、メーリングリストのようにメンバーに通知が行くしくみだ。サイトにアクセスする手間がかからない。もちろん、必要に応じてウェブ上で掲示板を一覧することもできる。飲み会等のイベントの日程調整は、届いたメールをもとにウェブサイトにアクセスし、参加の有無を選択するだけでできるなど、手軽に情報共有できる。
また、ぐるなびやGoogle Maps地図サービスのAPIにも対応。店舗情報や地図情報を自動取得し、イベント参加メンバーに配信できる。
決まった日程や時間などスケジュールはvCalendar形式の添付ファイルがメールで配信されるため、そのまま添付ファイルを開けば、携帯電話のカレンダーに登録することもできる。また、vCalendarに対応しているOutlook、グループウェアなどにもインポートできる。あらかじめGoogle IDとパスワードを設定しておけば、Googleカレンダーとの自動連携も可能だ。
iGoogleのガジェットにも対応しており、iGoogleにログインして「コンテンツの追加」-「フィードやガジェットを追加する」をクリックし、http://pjam.jp/pc/tools/pjamgajet.xmlを追加すると登録できる。
なお、ピージャム(pjam)の由来は、携帯電話のキーボードの1文字目をとったもの。簡単に使えるという思いを込めたという。まずは会員を集め、将来的には広告収入で運営する方針だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」