Microsoftは今週、ホステッドオンライン顧客サービス技術「Automated Service Agent(ASA)」のデモを限定的に実施する。同技術は、2006年にColloquisを買収することで得た自然言語検索ツールを利用しており、正式な発表を5月に予定している。
Microsoftは、ASAについて、コールセンターや社内ヘルプデスクに関連したコストを削減するためのツールと考えている。この考え通りとなった場合、ユーザーはチャットのようなやり取りで普通の英語を使って質問ができるようになる。同システムは、最適な回答を見つけるためナレッジベースを利用する。
「われわれは、FAQかキーワード検索に比べ、ASAにはより多くの利点があると見ている」とMicrosoftのAutomated Service Agents担当ディレクターのClinton Dickey氏は述べる。「FAQの場合、仮に回答が得られるとしても、顧客は、該当すると思われる項目を含む長いリストで回答を探す必要がある。われわれは、ウェブ上でのセルフサービスをASAが推進すると見ている。そこでは、ASAが特定の回答を提供してくれる。ASAの良さは、自然な方法で質問でき、時間がたつにつれて拡大する知識ベースから答えをリンクすることにある」(Dickey氏)
さらにMicrosoftは、次の点も述べている:
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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