NRIサイバーパテントは4月23日、社内システム上で特許情報を閲覧することができるコンテンツリンクサービスの提供を開始すると発表した。
新サービスは、特許の出願番号や表示形式などをURLとして生成し、各企業の特許関連システムと連結すると、該当の各種特許公報などをインターネットを介し、各自のブラウザ上で閲覧できるというもの。
新サービスは、各企業が社内に保有する特許関連システムと同社のインターネット特許情報サービス「NRIサイバーパテントデスク」で提供する特許関連情報を連係することで、該当の特許に関連する各種特許公報などをブラウザで閲覧できるというもの。
特許の出願番号や表示形式などを、同社が定める仕様に従ってURLとして生成させることでブラウザでのアクセスが可能となる。URLは簡単なルールに基づいて作成できるため、表計算ソフトで作成された資料から特許情報にアクセスするということも容易だという。同サービスの利用により、企業内で特許情報を保有する必要がなくなるため、特許業務全般が効率化されるとしている。
コンテンツの閲覧はNRIサイバーパテントデスクの会員、または法人契約での一括利用も可能、法人契約の場合はIDとパスワードの入力をすることなく直接ブラウザに表示することもできる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」