デジタルインクパッドには、付属ソフトが充実している。本体で記憶した手書きメモのデータをPC側で読み出すソフト「MyINK」は最も使うソフト。本体をパソコンのUSBポートに接続すると自動的に立ち上がり、内部のデータが読み出せるようになる。
また、手書きメモから文字部分をテキストデータに変換する文字認識ソフト「MyScript Note Basic」や、Windows Vista以外でもオフィスソフトに手書きデータが挿入できる「Office INK」、手書き文字でテキスト入力が可能な「MyScript Stylus」なども付属している。
これらのソフトのインストールは、まとめて入ってしまうものではなく、個別にインストールしていく必要がある。少し面倒だが、問答無用にたくさんのソフトがインストールされてしまうことがない。
実際に使ってみた印象では、文字と画像を混ぜて書いた場合、これらの手書きメモをテキストデータに変換させると、若干ゴミが残る。何パターンか試したところでは、文字だけで書いた場合はスムーズにキレイに変換されるようだ。
なお、Windows Vistaではもともとタブレット機能を備えている。OSからタブレット機器として認識させることもできる。
タブレットとして、プレゼンテーションの場などでも使えるなど、多様な使い方もできるデジタルインクパッド。ただし、タブレットとして使えるエリアは半分程度だ。単体でメモパッドとして使い、必要に応じて手書きデータをパソコンに転送するのが便利で実用的なように思う。実際に使ってみると、その便利さに驚くはずだ。
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