ASUS、本革張りの「U2E」など日本市場向けノートPC を4製品

　ASUSTeK Computer（ASUS）は4月21日、本革を張り込んだモバイルノートPC「U2E」を含むノートPC 4製品を、日本市場向けとして4月26日より発売すると発表した。

　今回発売されるのは、表面に本革を張り込んだモバイルノートPC「U2E」、コストパフォーマンスに優れた多機能モデル「F8Sg」、高性能とスタイリッシュさを併せ持つセミモバイルノートPC「W7Sg」、ハイパワーなゲーム対応ノートPC「G1Sn」の4製品だ。

　まずU2Eは、本体天板とパームレスト部分に本革を張り込むことで、心地良い手触りと高級感を演出。1つ1つが職人の手作りで、長く使うほど見た目にも味が出る仕様となっている。

　機能面では、個人認証用の指紋認証センサーおよび、ウェブカメラを利用した顔認識機能を搭載。主なスペックは、インテル Core 2 Duo U7600（1.2GHz）、2Gバイトメモリ、120GバイトのHDD、1366×768ドット表示の11.1型ワイド液晶、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Version 2.0＋EDR、30万画素ウェブカメラなど。OSはWindows Vista Home Premiumを採用。価格はオープンだが、予想実売価格は24万9800円前後となっている。

表面に本革を張り込んだモバイルノートPC「U2E」

　F8Sgは、グラフィックス処理の専用チップ「NVIDIA GeForce 9300M G」を搭載することで、Windows Vistaの3D表示機能から3Dゲームまで快適にこなせるコストパフォーマンスに優れた多機能モデル。動画の再生処理支援機能によりストリーミング動画や映画などがスムーズに再生できるほか、DirectX 10にも対応している。セキュリティ面では指紋認証やTPM機能を装備。本体の左側に1つ、右側に2つ、背面側に2つ配置したUSB2.0端子をはじめ、豊富なインターフェースも特徴となっている。

　主なスペックは、インテル Core 2 Duo T8100（2.1GHz）、2Gバイトメモリ、160GバイトのHDD、1280×800ドット表示の14.1型ワイド液晶、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Version 2.0＋EDR、130万画素ウェブカメラなど。OSはWindows Vista Home Premiumを採用。価格はオープンだが、予想実売価格は14万9800円前後となっている。

コストパフォーマンスに優れた多機能モデル「F8Sg」

　W7Sgは、CPUにインテル Core 2 Duo T8300（2.4GHz）を、グラフィックスチップにNVIDIA GeForce 9300M Gを採用し、デスクトップPCの使い勝手とモバイルノートPCの機動性を兼ね備えたモデルだ。液晶は持ち運びやすさと見やすさを考慮し、1280×800ドット表示の13.3型ワイド液晶が装備されている。上記以外の主なスペックは、2Gバイトメモリ、250GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Version 2.0＋EDR、130万画素ウェブカメラなど。OSはWindows Vista Home Premiumを採用。価格はオープンだが、予想実売価格は19万8000円前後となっている。

高性能とスタイリッシュさを併せ持つセミモバイルノートPC「W7Sg」

　G1Snは、ノートPCでゲームを楽しみたいユーザーに最適なモデルだ。インテル Core 2 Duo T9300（2.5GHz）やNVIDIA GeForce 9500M GSなどのスペック面はもちろん、3Dアクションゲーム頻繁に使う操作キーを色分けするといった工夫も施されている。また、全画面表示でゲームをプレイしている最中に新着メールのチェックが可能な小型液晶デバイス「ASUS Direct Messenger」も搭載する。

　上記以外の主なスペックは、2Gバイトメモリ、250GバイトのHDD、1440×900ドット表示の15.4型ワイド液晶、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Version 2.0＋EDR、30万画素ウェブカメラなど。OSはWindows Vista Home Premiumを採用。価格はオープンだが、予想実売価格はOffice同梱モデルが22万9800円前後、Officeなしモデルが20万9800円前後となっている。

ハイパワーなゲーム対応ノートPC「G1Sn」