カカクコムが運営するグルメ・レストランのクチコミサイト「食べログ.com」は4月16日、飲食店側から食べログユーザーに対して情報の発信ができるサービスプラットフォームの提供を開始した。店舗会員登録をすることにより、無料で利用できる。
食べログは、全国約15万店の飲食店のクチコミや評価情報などを掲載するレストラン情報サイト。2008年4月現在、月間521万人に利用されている。
今回開始する新サービスは、「正確なメニュー内容や店舗からの公式情報が知りたい」というユーザーニーズと、「利用者へより詳細なお店の情報を伝えたい」という飲食店側の要望に応えたもの。
これまで提供してきたユーザー側からの発信情報に、飲食店側からの発信情報を加えることで、双方向のコミュニケーションプラットフォーム化を推進するとしている。
同サービスを利用することにより、飲食店は、食に関して感度の高い食べログユーザーに対し、営業時間や席数といった店舗情報をはじめ、メニュー、料理写真、店内および外観写真、PR文などで直接訴求ができるほか、自身の店舗ページの閲覧数や、エリアにおける月間閲覧数ランキングなど、販促に有用なマーケティング情報を取得できる。
一方、食べログユーザー側にとっては、飲食店側の公式情報が新たに加わることで、お店選びに必要な情報の信頼性が高まるメリットが生まれるとしている。
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