ブラジル・サンパウロ発--Microsoftは米国時間4月14日、エマージングマーケット部門の責任者の交代人事を発表した。同部門のトップを引き継ぐのは、これまでユニファイドコミュニケーション部門の責任者を果たしてきたAnoop Gupta氏である。
これまでエマージングマーケット部門の責任者を務めてきたMicrosoft幹部のOrlando Ayala氏は、Kevin Turners氏が率いる販売部門配下で新しい任務に就く。Microsoftに長年務めるWill Poole氏は今秋、Microsoftを退職する。Poole氏はこれまでAyala氏とともにエマージングマーケット部門を統括する前までは、責任者としてWindowsを担当していた。Ayala氏はMicrosoftのUnlimited Potentialイニシアチブに参加するまでは、販売と中規模市場グループの統括をしていた。
Gupta氏はMicrosoftの最高研究戦略責任者Craig Mundie氏に直属する。
Microsoftは声明で「(Unlimited Potential部門の)ミッションは、将来技術にインパクトを与える研究やイノベーション、ビジネスインキュベーションを長期にわたって開発し、ヘルスケアや教育、科学的発見などの分野で社会の要請に応える役割を果たすCraigの部門に合っている」と述べた。
Microsoftによると、Gupta氏は、Microsoftの教育向けおよび新興市場向けの製品を統括する新しいコーポレートバイスプレジデントを2人雇い入れる予定だという。
Poole氏は、秋の退任まではMundie氏にレポートする。MicrosoftはAyala氏の仕事は幅広いと説明したものの、具体的な業務については漠然とした説明にとどまり、明言を避けた。MicrosoftによるとAyala氏が従事するのは「外部でのエバンジェリズム、フィールド活動、情報インプットという側面からの戦略への直接的な関わり」と述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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