一方、Miller氏は、Microsoftが買収提案額を引き下げ、委任状争奪戦(プロキシファイト)に持ち込んだ場合には、Yahooを支持することを示唆している。
「Microsoftの意をくんだ対立取締役候補を支持する票を入れたとして、こうした取締役がYahoo独自の取締役よりも高い価格を確保できるというのは、どうにも望みの薄い期待のように思われる」Miller氏はWSJに対して語った。
しかし、Miller氏とは別の、あるYahooの主要機関投資家の考えは違うようだ。この機関投資家は4月5日、MicrosoftがYahooに対して3週間以内という買収提案受け入れまでの期限を通達した後にCNET News.comの取材に応じ、Yahooがこの買収提案を推進しないなら対立する取締役候補を支持する可能性があると、現在のYahooの取締役に伝えたことを明らかにしている。
この買収を巡る騒動にあえて新たに足を踏み入れようとする投資家は、今後出てくるのだろうか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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