インフォテリア・オンラインでサービス デザイン マネージャーを務める甲斐淳仁氏は、“毎日の生活をメモする”という意味あいを込めて「life note」を縮めてlinoという名称にしたとしている。linoの開発のきっかけの一つは、同社内でプログラムのイシューをトラックする際に、「付箋のように貼ったりはがしたり、動かすことで整理したい」という現場の思いから出てきたものだという。
甲斐氏はまたlinoについて、仕事が忙しい人に使ってもらいたいと説明する。「忙しい人はよく言うGTDツールを使いたいと思っていますが、GTDツールは使い方を覚える必要があります。その点、linoは触っているだけでさまざまな使い方ができることが分かります。また使ってみるだけで、その面白さを体験できるというメリットがあると思います」。
linoの今後のビジネス展開について、インフォテリア・オンライン代表取締役社長の藤縄智春氏は、「法人向けに情報システムとしてカスタマイズしていく方向と、広告ビジネスという2つの方向がある」と説明。現段階で、その「どちらかでいくとはまだ決めていない」(藤縄氏)としている。
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