オフラインアクセスは、Googleのオフィススイートが、「Microsoft Office」とも対抗する上で欠かせない機能である。とはいえ、Google Docsの各機能は、時間の経過と共に改善されてきてはいるものの、Microsoftのオフィススイートの機能にははるかに及ばない。
Google Gearsに現在対応している他の唯一のGoogleアプリケーションは、RSSフィード専用リーダーの「Google Reader」である。「Remember The Milk」など、他にもいくつかのアプリケーションがGoogle Gearsに対応する。
Mozillaは、インタラクティブなウェブサイトへのオフラインアクセスのための仕様が含まれる「HTML 5」により、Google Gearsなど不要になると主張している。だが、これはGoogle Docsの新しいオフラインバージョンを、試しに利用してみるのを止める理由とはならないだろう。Norton氏は、Google Gearsがオープンソースであり、これこそが「すべてのインターネットユーザーにオフラインサポートを提供する唯一の方法である」と語った。
Google Gearsは、確かにHTML 5よりも多くのプラットホームで動作してはいるが、すべてのウェブプラットホームをカバーしているというわけではない。Google Gearsは、Windows、Mac、Linux上のFirefox 1.6以降(ベータ3版を除く)のブラウザで動作する。Windows上のInternet Explorer 6.0以上のブラウザもサポートされている。しかしながら、Safari、Flock、Opera、Maxthonや、他のモバイルブラウザはサポートされていない。
間もなく実際のレビュー記事も公開されるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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