おそらく誰も驚かないだろうが、Take-Two Interactive SoftwareはElectronic Arts(EA)の敵対的な買収提案を拒否した。
Take-Twoは米国時間3月26日午前の発表で、同社の取締役会と役員は株主に対してEAの1株26ドルの提案を拒否するように勧告したと発表した。さらに取締役会は、第三者との提携を模索する代替的な戦略を策定している段階であり、提携候補にはEAも含まれているが、この戦略は4月29日の「Grand Theft Auto IV」の発売後に始動することになるだろうと述べた。
Take-Twoの取締役会は、今後あり得る提携をめぐって「実質的な討議」はまだ始まっていないと述べながらも、現在、あくまで提携に対してオープンな姿勢を保っていると強調した。Take-Twoは声明の中で、同社は「1株26ドルの現金による買収提案はいくつかの観点から見て不十分であり、Take-Twoの株主にとって得策ではないと全会一致で判断した」と述べている。
Take-Twoの取締役会が指摘する主要な論点は以下の通りである。
EAからのコメントはまだ得られていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」