Microsoftは米国時間3月25日、Windows XP Service Pack 3(SP3)の新たなバージョンをリリースしたが、引き続きテスト段階の中でのリリースにとどまっている。
Windows Vista Service Pack(SP1)は、2月中にRTM版が仕上がり、先週から一般向けの配布もスタートしている。その一方で、MicrosoftはXP SP3に関して、まだ最終的な出荷を承認するに至っていない。
Microsoftは「3月25日に同社ダウンロードセンター経由で、Windows XP SP3 RC2 Refreshが公開された。Windows XP SP3製品版の正式リリースを前に、さらなるユーザーからのフィードバックを受け付けるため、今回の製品候補版が出されている」との声明を出した。
ZDNetのMary Jo Foley氏は、MicrosoftがXP SP3を、今週中に最終的な形でリリース予定であったものの、その計画を変更したと伝え聞いたという。
TechNetへの投稿によれば、2月にリリースされたRC2バージョンと、今回の「RC2 Refresh」バージョンとの間で、さほど大きな違いはない。Microsoftは「よく知られているWindows Updateに関連した修正点と、HD Audioのサポートが含まれるようになった点を除けば、今回のベータリリース版(ビルド5508)とXP SP3 RC2版(ビルド3311)との間に、目立った相違はない」と説明した。
(XP SP3製品版の)最終リリース時期に関して、Microsoftは、顧客からのフィードバックに基づき、変更される可能性があるとのお決まりの注意点を含めつつ、2008年上半期中になると述べるにとどめている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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