CLON Labは3月25日、アイフリークとngi capitalが運用する「ファンドngiベンチャーコミュニティ・ファンド2号投資事業有限責任組合」を割当先とした、第三者割当増資を行った。
今回の増資による調達額は6000万円。このうち3000万円を資本金として新たに組み入れることで、CLON Labの資本金は、7500万円となる。
CLON Labは、レッド・エンタテインメントのモバイル事業部内で生まれたプロジェクトが独立し、インキュベイトキャピタルパートナーズ、リクルートインキュベーションパートナーズの出資を得て、2007年11月1日に発足した。
現在、ケータイ電話向け対話エージェントサービス「CLON」の企画を行っており、サービスリリースに向けた開発、およびサービス強化を進めている。
今回の第三者割当増資は、これらのビジネスを円滑にスタートさせるために、経営基盤の安定と、開発エンジニアやプランナー、およびマーケティング要員などの人材拡充、開発力強化を目的としている。
増資後の事業展開として、まずは、4月2日に語感分析と自然発話エンジンを応用した「対話エージェントサービス」のアルファ版をリリースする予定。今後は、ユーザー1人1人にカスタマイズされたエージェント機能を拡張し、次世代のケータイコミュニケーションメディアの確立を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」