MySpace.comは音楽の4大レーベルのうちの2社と契約成立に近づいていると、米国時間3月24日付けの記事が伝えている。
Sony BMG Music EntertainmentとWarner Music GroupはMySpaceと近々契約を成立させようとしていると、New York Postが匿名の情報筋の発言を引用している。
同紙によると、契約書は早ければ今週中にも調印される可能性がある。
CNET News.comは2月、MySpaceが「MySpace Music」という名称のサービスに音楽業界がどの程度関心を見せるのか計っている段階だと報じた。交渉に詳しい情報筋によると、このサイトは、広告付き楽曲ダウンロードやPCへのストリーミング配信など複数の方法でユーザーに無償で音楽を提供するものになるという。
SNSのImeemやLast.fmはすでにストリーミングサービスを提供しており、Facebookもサイト上での音楽の提供をめぐって4大レーベルと交渉していると複数の記事が報じている。
交渉にかかわっている3社の関係者はいずれもコメントを拒否した。
新人ミュージシャンにとってMySpaceが1つの作品発表の場所になっていることから、MySpaceにとって音楽配信のアイデアは自然なものだ。大きな疑問は、このサービスでは音楽をダウンロード提供するのかという点だ。音楽がダウンロードできるようになればImeemやLast.fmより優位に立てる。現在ImeemやLast.fmのサービスでは音楽をコンピュータで再生することしかできない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
得られた知見は「改善」につなげてこそ有効
革新をもたらすデータ活用の在り方を考える
講演レポート:2025年の崖を超えるには
リスク覚悟の革新的なテクノロジーが不可欠
クラウドファーストに向けて最初の一歩を
踏み出せたのはなぜか
ブランディングや営業の現場に新しい風
表現力豊かなモバイルアプリが簡単に