チームラボは3月21日、動画検索サービス「サグールテレビ」に、翻訳機能「ヤクース」を追加した。
サグールテレビは、経済産業省の2007年度情報大航海プロジェクトの採択事業の研究成果として、2008年2月25日にサービスを開始した。動画検索・レコメンド・マッピングサーチ・インターフェースなど、さまざまな技術の実証実験サイトとして開発。世界中の動画共有サイト60以上のサイトから、動画を検索して視聴することができる。
チームラボによると、動画の多くは映像や音楽により、言葉を知らなくても楽しむことができるが、日本語の説明のない動画は、日本語によるキーワード検索が不可能であった。このたび、検索キーワードの他国語翻訳を提示する新機能、ヤクースを開発。日本語しか知らなくても、世界中の動画の検索が可能となった。
ヤクースは、検索したいキーワードを入れて検索結果を表示させると、自動的に他の言語に翻訳されるという機能。キーワードによって、最大およそ100カ国語に翻訳できる。
例えば、 「サッカー」で検索すると、中国語の「足球」、英語の「Football」、イタリア語の「Calcio」と、自動的に翻訳されたキーワードを表示する。中国語で検索をしなおすと、中国語の説明がついた動画を検索する仕組みとなる。
チームラボは今後、サービス、インターフェース、アルゴリズムを改良していく予定。また、サグールテレビで取得した行動・視聴データは、情報大航海プロジェクトの研究用途で使用する。
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