シーエー・モバイル、「学習する」ユーザマッチ広告モデル「アドパワープラス」を今春提供

 シーエー・モバイルは3月18日、コネクトテクノロジーズと事業提携を行い、携帯電話向けの新しい広告配信プラットフォーム「アドパワープラス」のサービス提供を今春より開始すると発表した。

 アドパワープラスは、コネクトテクノロジーズが企画・開発したシステムで、従来のインターネット広告と異なり、広告主への訪問者が購買や登録など広告主の実利に結びついた(コンバージョン)かどうかといったフィードバックから学習したことをベースにした次世代のユーザマッチ広告モデル。

 コンバージョン力(コンバージョンを生み出す力)によって媒体の受け取るクリック単価が変動するため、効果的な媒体により高い収益構造を提供できるほか、入札クリック単価やクリック率を考慮して広告配信の自動最適化を行い、少ない運営の労力で最大の効果を実現できるといった。

 また、不正クリックはコンバージョン力を下げ、サイトのクリック単価を下げることになるため発生し難いという特徴もある。広告主は入札クリック単価の上下によって露出度をコントロールできるため、計画的な出稿が可能。

 システムには、コネクトテクノロジーズとジェミナイ・モバイル・コミュニケーションズで共同展開を行っている携帯電話向けプラットフォームシステム「HyperScale」を採用し、効率的なハードウェア構成と安定稼働を実現したとしている。

 なお、シーエー・モバイルは広告主・媒体向け営業を主に担当し、コネクトテクノロジーズは、サービスの企画・開発と運営全般を担当する。

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