Googleはこれを「ガジェット」と呼び、DoubleClickは「ウィジェット」と呼ぶ。
DoubleClickと同社のオンライン広告技術を自らの事業に統合し始めているGoogleにとって、今はこうした言葉の問題などどうでもいいことだろう。しかし、これは両社がいずれ解決しなければならない問題だ。
Googleは、米国と欧州の規制当局による厳格な審査を経て、先ごろようやくDoubleClickの買収にこぎつけた。そのDoubleClickが米国時間3月17日、顧客に提供しているオンライン広告の品揃えにリッチメディアウィジェット広告を追加すると発表した。
ウィジェット広告は、その高い双方向性と巧みな演出でウェブサーファーたちを惹きつけ、彼らのウェブサイトやソーシャルネットワーキングページに組み込ませることを目的としている。ウィジェット広告は、最新のバイラルマーケティングであり、うまく活用すれば大きな効果が期待できる。
今やウィジェット広告は流行となっており、多くの注目と資金を呼び込んでいる。調査会社eMarketerが最近行った調査では、マーケッター全体の22%が、2007年にソーシャル・メディア・マーケティング・アプリケーションとしてウィジェットを利用したと回答しており、2008年にはその割合が倍増すると見られている。
広告ウィジェットサービスの共有コンポーネントはGigyaから提供される。Gigyaはウィジェットメーカー向けの広告ネットワークで、最近950万ドルの資金を調達した。
一方、Googleは2007年に同社のコンテンツネットワーク上でインタラクティブ広告「Gadget Ads」の提供を開始した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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