[レビュー]マクセル×タイムドメイン×iPod--ひと味違う音楽体験を提供する「MXSP-4000.TD」 - (page 3)

マクセル
内容:日立マクセルからiPodドックコネクタを搭載したタイムドメイン・スピーカーが登場した。その独特な形状から生み出される原音に忠実な音色と、シンプルで分かりやすい操作性が大きな特徴になっており、従来のスピーカーとは一味違う音楽体験をすることができる。

独特の音場感でリスニングの自由度は高い

  • 音の指向性が少ないため、設置場所やリスニングスタイルの自由度はかなり高い

 スピーカーユニットが真横を向いているユニークなデザインのせいか、本製品が作り出す音場はかなり独特。音の方向性が少ないため、多少スピーカーの前でうろうろしても、場所によって音がガラリと変わることはない。棚の上など高いところに置いて聴いても満足いく音質が得られる。音が左右逆になることを無視すれば、スピーカーの裏側に回ってもバランスのよい音を楽しむことができる。

 さすがに真横を向けてしまうと音のバランスは崩れるが、設置場所やリスニングスタイルの自由度はかなり高いと言えるかもしれない。

 音質に関しては、低音が少し弱い印象があるものの、中高域はクリアで聴き取りやすい。とくに、クラシックやジャズなどは小さな音まではっきり聴こえて、臨場感もかなりのもの。音量を絞ってもヴァイオリンなどの細く消え入りそうな音がしっかりと聴こえてくる。逆に、ロックやポップス系の音楽は人によって物足りないと思うこともあるかもしれない。いずれにしても、非常に独特な音場を作り出すスピーカーなので、機会があったら一度実際に聴いてみるといいだろう。

 なお、「COMFORT」モードに関しては、同じビットレートでも楽曲によって効果の分かりやすいものと、あまり変わらないものがあった。個人的には通常モードの方が好みだが、聴きづらいと感じたら「COMFORT」モードを試してみるといいかもしれない。

  • スピーカーの背面。左右それぞれ端から2番目の穴がバスレフポートで、残りはネジ穴になっている

  • 本体を真横から見たところ。スピーカーユニットが両端に搭載されているのが特徴

  • 左右対向になることで、本体の振動を抑制する効果がある

コンパクトボディに似合わぬ再現性

 iPod用のスピーカーとして見ると、若干、メニューなどを選ぶ際の操作性の悪さが気にはなるものの、このコンパクトな筐体でこれだけの音質を実現しているのは非常に魅力的。後は、音とデザインが好みに合うかどうかがポイントとなるだろう。タイムドメイン・スピーカーに興味を持っている人はもちろん、コンパクトで高音質なスピーカーを探している人にもぜひ注目してほしい製品だ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]