MXSP-4000.TDが搭載する機能は非常にシンプルだ。本体に接続したプレイヤーの再生だけに特化されており、余分な機能は一切省かれている。楽曲の情報を表示する液晶ディスプレイも搭載されていなければ、操作ボタンなども本体には搭載されていない。
操作ボタンが省かれている代わりに、製品には赤外線リモコンが付属する。リモコンでは、iPodの再生や一時停止、スキップ、ミュート、ボリューム調節、電源のオン/オフなどを行える。ただし、プレイリストの選択やメニュー階層の移動などは操作できない。そのため、再生する楽曲を選んだりプレイリストを選んだりするには、iPodを直接操作しなければならない。
コンセプト的には「あり」だとは思うが、iPodをドックに装着した状態だとクリックホイールが操作しづらいのが難点。リモコンのボリュームボタンやスキップボタンでメニューを上下左右に移動できたら、より使いやすくなっていたのでは、と少々残念に思った。
iPodなどに入れている音楽ファイルがAACやMP3などの圧縮音源の場合は、台座背面にある音質切り替えスイッチが便利。スイッチを「COMFORT」にすると、圧縮音源の音質を改善して再生してくれる。
なお、ドック部分は、iPodの製品に同梱されている純正のドックアダプタをそのまま装着することができる。また、ドックに置いたiPodを充電する機能も搭載されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス