フォン・ジャパンが開発を支援--パナソニックのSkype内蔵WiFiフォンがFONに対応

 フォン・ジャパンは3月7日、パナソニック コミュニケーションズが3月28日から発売するSkype内蔵WiFiフォン「KX-WP800」がFONのソフトウェア開発を支援したと発表した。KX-WP800に搭載されるFONスポット接続ソフトにより、FONのアクセスポイントで利用できるようになる。

 KX-WP800の価格は税込みで2万9800円。専用ワイヤレスルーターとセットで販売される。屋内では専用ワイヤレスルーター経由でSkypeを利用した無料通話が可能だが、専用ワイヤレスルーターの電波が届かないような屋外の場合、FONスポットに接続することでSkype同士の無料通話が可能になる。

 KX-WP800をFONスポットで初めて使用する場合、FONの会員ID、パスワードの入力が必要になるが、登録すれば次回以降入力は不要になる。国内に約3万2000カ所あるFONスポットだけでなく、アメリカ、カナダ、イギリスなどの世界にある24万カ所以上のFONスポットにおいても同様に無料接続、無料通話が可能だ。また、一般回線や携帯電話との通話も有料で可能だ。

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