マイクロソフトは3月10日、オンライン事業に関する説明会を開催し、Windows LiveやMSNといった事業における2008年度の戦略を発表した。
同社のオンライン戦略のコミットメントは、圧倒的なユーザー規模と最適な広告配信の構築だ。これに向けて、米国で提供してきた動画アップロードサービス「Soapbox」を、3月12日より日本でも公開する。従来のMSNビデオにSoapboxタブが加わり、Soapboxの検索が実装されるほか、日本独自のオリジナルコンテンツを提供していく。
マイクロソフト2007年から2008年にかけて行ってきた提携や買収提案は、すべて上記コミットメントに基づくものだという。
これらの中でも特に話題となっている米Yahoo!に対する買収提案について、マイクロソフト執行役 オンラインサービス事業部長の笹本裕氏は、「これもより多くのマイクロソフト製品を使っていただくことを目的としたもの」と語った。さらに、広告ネットワークaQuantiveも今年中に日本で展開する計画だという。
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