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B・ゲイツ氏:「MSがヤフーを必要とする理由」(後編) - (page 2)

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:中村智恵子、矢倉美登里、大熊あつ子、佐藤卓、福岡洋一2008年02月25日 10時28分
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--新聞は、このまま消えていくものの側に入っているのでしょうか。もしそうなら、ジャーナリズムに関わる人たちが収入を得る方法についてどうお考えですか。新聞は、デジタル経済においてもお金を得られるものになるでしょうか?

Gates:たしかなことは、紙ベースの新聞の場合、米国など一部の国で読者数が長い間減少し続けていることです。インターネットが登場する前でさえそうでした。大きな変化が起こったのは、間違いなくテレビのためです。今はおそらく、インターネットがそれに拍車をかけているでしょう。インターネットにアクセスすれば、非常に多くのニュースを見ることができますから。

 それに、特に若い読者層から見るとオンラインニュースサイトは、広い意味ではMicrosoftのような企業や、いろいろな人たちのサイトも、狭い意味ではCNETといった、より専門的な情報提供者も、驚くほど質が高くなっています。たとえば、新しいガジェットについて調べるとしたら、参考にすべきサイトはいくつかあり、そのどれもが非常に役に立ちます。それに対して、印刷物はどれも発行されるまで時間がかかるうえ、記事をばらばらにしたり、構成しなおしたり、比較したりすることはできません。これは百科事典によく似ており、その意味ではもちろん新聞も変わっていくと言っていいでしょう。

 今のところ、オンライン版の新聞の利益性については、広告料ベースか購読料ベースかにかかわらず大きな疑問があります。テールに当たるようなコンテンツだと、広告モデルではあまり売り上げは得られないでしょう。それに、百科事典について言えば、結局、それなりの成功を収めることができたのは有志による運営モデルでした。

 ジャーナリズムについて言えば、これからも単独で、さすがプロと思わせるようなものや、われわれが本当に見たいと思っているプロらしいこだわり、これならお金を払うだけの価値があると思えるものを提供してくれるかどうか、疑問に思っているものがたくさんあります。高い品質と生きたジャーナリズムの幅広さを保ち、(それによって)今あるものより優れたものができれば、そういうものになら読者は喜んで購読料を支払うでしょうし、そういう広告やコンテンツなら喜んで見るはずです。いろいろな点で、今はもっといいジャーナリズムがあります。こういったブロガーたちの活動と、書くほうも特定の新聞にだけ記事を書かなくてよくなったこと、これはある意味で進歩です。範囲を絞った完全なプロの書くジャーナリズムは……(それで)どうやって収入を得るのか、疑問が残ります。

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