松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は2月20日、HDD搭載ハイビジョンレコーダー「ブルーレイDIGA」および「ハイビジョンDIGA」の新ラインアップ3機種を、3月25日より順次発売すると発表した。
今回発売されるのは、HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイDIGA」が「DMR-BR500」、HDD搭載ハイビジョンDVDレコーダー「ハイビジョンDIGA」が「DMR-XW320」および「DMR-XW120」の計3機種。いずれも新世代システムLSI「UniPhier」を採用し、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーによりブルーレイディスクに最長約18時間、DVDに最長約3時間のフルハイビジョン録画が可能。各チャンネルの番組表を最大で8日分一覧表示できる「チャンネル別番組表」、ワンボタンで録画予約や取り消しが可能な「かんたん予約」機能などを搭載し、利便性を向上した。
DMR-BR500は、PHL(パナソニックハリウッド研究所)がオーサリング時に使用している高精度色信号処理技術を搭載することで、映画フィルムさながらの画質を実現。「ディープカラー」にも対応しており、対応テレビと接続すれば、8ビット(256階調)の映像信号を12ビット(4096階調)の高画質映像信号として出力することができる。BD-Rドライブの最大書き込み速度は4倍速、HDD容量は250Gバイト。店頭想定売価は13万円前後で、3月28日より発売が予定されている。
DMR-XW320およびDMR-XW120は、奥行き244mm、高さが59mmという薄型コンパクト設計を採用。デジタル放送の2番組同時録画はもちろん、別売のセンサーカメラが反応した映像を最大400件録画できる業界初の「センサーカメラ連携」や、留守中の来客を動画で録画できる「ドアホン録画」に対応しているのも特徴だ。また、CDからHDDに音楽を保存、再生できる「音楽保存・再生」、自宅以外の場所から録画予約できる「携帯&パソコン録画機能」なども搭載する。HDD容量と店頭想定売価は、DMR-XW320が500Gバイトで12万円前後、DMR-XW120が250Gバイトで10万円前後。発売日はいずれも3月25日を予定している。
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