三洋電機は2月18日、繰り返し使える充電池「eneloop」の製品コンセプトを受け継いだ、ポータブル空間清浄器「eneloop air fresher CAF-VW10TG」を発表した。発売は2月21日より。価格はオープンだが、店頭想定売価は3万円と見られる。
eneloop air fresherは、三洋電機が開発、製品化している電解水除菌システム「virus washer(ウイルスウォッシャー)」機能を搭載した清浄器で、直径74mm、高さ175mmとペットボトル程度のコンパクトボディが特徴。給水タンクに入れた水道水から電解ミストを生成することで、ウィルスや花粉の抑制、消臭などに効果を発揮する。
本体電源はACアダプタ、カーアダプタからの供給に加え、専用充電池を内蔵することで、コードレス使用も可能だ。内蔵充電池は約500回繰り返し使用でき、満充電で約4時間半の駆動ができる。
使用範囲はトイレや自家用車内などパーソナルスペースが基本となるが、エアコンの風を利用することで6畳間でも1分程度で除菌電解ミストの拡散が可能だ。
三洋電機のeneloop製品は、充電池をはじめ、ソーラーチャージャーやモバイルブースターなどの充電池関連製品から、「カイロ」や「アンカ」といったポータブルウォーマーまで、対応製品を拡大してきた。従来の「環境・エナジー」、「デザイン」という2つのキーワードに、今回は「健康」という新キーワードを追加。今後はこの3つのキーワードを柱に製品を展開していくとのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」