日本産業デザイン振興会(JIDPO、山口信夫会長)は10月25日、2007年度の グッドデザイン賞大賞を発表、三洋電機の「eneloop universe products」が 受賞した。
グッドデザイン賞は、今年が51回目の開催。今回から内閣総理大臣賞となり 優れたデザインを表彰する国民的コンテストになった。大賞を受賞した「enel oop universe products」は、充電式カイロ、充電式ポータブルウォーマー、 ソーラー充電器セット、USB出力付充電器セット。充電してくり返し使うこと をコンセプトにした製品群で、環境とデザインを両立した製品として高く評価 された。
選出方法は、大賞候補6社・団体が各ノミネート作品について5分間のプレゼ ンテーションを実施。その後、今年度のグッドデザイン賞を受賞した1043社と 審査員による投票結果で選出した。今回は、上位2社の投票差が100票以内であ ったため、任天堂「Wii」との決選投票が行われた。
プレゼンテーションした三洋電機の清水正人・ブランド本部アドバンスデザ インセンター所長は、「Wiiでeneloop乾電池を使用しています」と相手を称え たのち、「人と『eneloop』の関係は社会を変える。環境問題に気付いてもら うきっかけをつくっていきたい」と述べた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス