アルプス社、虫眼鏡をモチーフにした地図表現ツール「ALPSLAB 虫眼鏡」を公開

 アルプス社は2月14日、実験サイト「ALPSLAB」の研究開発の一環として、虫眼鏡をモチーフにした地図拡大ツール「ALPSLAB 虫眼鏡」を公開した。

 ALPSLAB 虫眼鏡は、紙の地図上に虫眼鏡をあてて地図を拡大するようなイメージで、地図上の任意の場所の拡大図を表示することができるツール。ひとつの画面内に異なる縮尺の地図を表示できるので、案内図などの利用を想定する。

 拡大図を表示したい場所をワンクリックで自由に指定することができ、細かな道路が入り組んだ場所、地下鉄の出入口など、複数の注目ポイントを、ひとつの画面内に拡大表示することで、わかりやすい案内図の作成ができる。

 拡大図は、最大で10個表示することができ、サイズの変更、移動、縮尺変更、削除なども行える。

 ルート地図作成サービス「ALPSLAB route」と連携しているため、拡大図とルートの両方を、ひとつの画面内に表示できる。ルート上をALPSLAB 虫眼鏡で拡大表示すると、拡大図にもルート表示が反映される。

 また、ALPSLAB 虫眼鏡で作成した地図を表示することができるURLを取得できるので、完成した地図のURLを、ブログやホームページに貼り付けたり、メールで送信したりと、仲間同士のコミュニケーションに役立てることができる。

 今後はユーザーの意見をベースに、「ALPSLAB 地下街」「ALPSLAB 略地図」などのサービスと連携し、地下街の地図や航空写真、略地図などもALPSLAB 虫眼鏡で表示できるよう、機能の強化を行うとしている。

ALPSLAB 虫眼鏡 「ALPSLAB 虫眼鏡」のスクリーンショット。虫眼鏡で拡大したように任意の場所を拡表示できる

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