アルプス社、統計データをもとに色分け地図を作成できる「ALPSLAB 白地図」

 アルプス社は11月27日、実験サイト「ALPSLAB」において、同社が開発した「白地図API」を公開し、同APIを実装した「ALPSLAB 白地図」の提供を開始した。

 白地図APIは、入力されたデータをもとに、任意の色で白地図を塗り分け、その結果をPNG画像として取得するAPI。非営利であれば自由に利用できる。白地図に表示される行政界(行政区画の境)は、都道府県レベルから市区町村レベルまで対応している。

 ALPSLAB 白地図は、アルプス社の地図に対する取り組みや研究開発の一部を公開している「ALPSLAB ショーケース」のひとつとして提供されるもので、人口などの統計データを反映させて地域ごとに色分けした地図を表示できる「ALPSLAB 白地図統計」と、姓名からラッキーな場所を占う「ALPSLAB 白地図ラッキープレイス」を提供する。

 ALPSLAB 白地図統計は、東京23区人口や都道府県別人口、都道府県別人口増減数、将来人口予測などの統計データを基にした塗り分け地図を表示させることができるサービス。独自のデータを利用して、ユーザーが自由に塗り分け地図を作成することもできる。

 ALPSLAB 白地図ラッキープレイスは、自分の姓名を入力すると、今日のラッキーな場所を表示するサンプルサービス。占いの結果とともに、その場所への興味や親近感が持てるような情報へのリンクが表示される。

 アルプス社では今後、Flash版の開発や、より手軽なインターフェース、ブログへの貼り付けなどの機能拡張を行うとしている。

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